同じチャートパターンで高値更新するかしないか判断する方法2024年1月29日~2月2日

2024年2月のお知らせ

『日足?4時間足?どの時間足で分析すべき?ドル円、ポンド円、ユーロ円その後』をセミナー受講者様へ配信致しました。ご確認お願いします。

FXチャート解説

ドル円4時間足
最後の急騰は雇用統計によるもので、短期足で見るとテクニカルを無視した動きになってはいますが、こうやって4時間足で鳥瞰してみると先々週の上昇波に対しフラッグを形成しながら押しを作り、元の水準に戻って来ただけであることが分かります。


1時間足で見ますと先々週に赤いゾーンにタッチしてから青いゾーンへ向かって緩やかに高値と安値を切り下げながら下落していたことが分かります。

画像の届いてないとは青いゾーンに届いていないという意味です。

もっと言うと、先週の後半は青いゾーンに届かず戻って行ったため、赤いゾーンへ再び到達するより青いゾーンへ到達する確率の方が高いという意味です。

とは言え、相場は常にそうですが方向性が分かったからと言って一直線に進む訳では無いので出入りのタイミングを合わせなければ稼ぐことが出来ません。

こちらは15分足ですが、ご覧のように雇用統計まではショートで攻めていけば何となく勝てるように見えますが、途中の大きな戻りや乱高下を乗り越える必要がありますよね。

逆に大きな戻りを利用してロングで攻めることも上級者であれば可能かと思います。

さて、こちらは火曜日の後半~水曜日の前半の5分足ですが、この後どうなると予想しますでしょうか?

もしみなさんが上位足の状況を知らなかったとしたら「これだけじゃ分からない」と答えるのが正解です。

では上位足が上昇中だったら?最後の押しが安値に到達せず高値更新にトライしに行っていることから買い圧力が強いと判断し、この後高値を更新すると予想するでしょう。

ですが既に皆さんご存知の通り、上位足の状況は上昇中ではありません。冒頭でも分析したようにむしろ下落中でしたよね。強い下落トレンドではありませんが、同じ場所を行ったり来たりしているので少なくとも調整局面ではあると。

であればこの後どうなるのか?先程1時間足でお話した【届いてない】を思い出して下さい。


つまりこう言うことです。大局では調整中、しかも少し下落トレンドが入っている状況で目標に届かず大きく戻って来た…チャンスですよね。

だからと言って、ここに到達しただけでショートをする訳ではありません。5分足レベルで安値を切り上げていることは事実なのでこのまま高値更新する可能性を潰す必要があります。

どうやって潰すのか?

1分足
ゾーンに潜ってきた後、なかなか高値を更新できずレンジになりました。この時点では売り買いのバランスが拮抗しているので、この後どちらへ行くのかは運任せになります。

その後レンジを下へブレイクしました。バランスが崩れた証左です。これでひとまず高値更新の可能性が潰れたと判断します。もちろん100%ではありませんしダマシに終わるかも知れません。

ですが上位足の状況と合わせて考えると下落が優位である事は間違いが無いので、短期のトレーダーはこれに賭けるしかありません。これ以上の優位性を待っていたらいつまで経ってもエントリーすることは出来ません。

重要なのはこれを繰り返したとき利益が残るかどうかです。

もう一度15分足で確認しますが、今お話ししていたのは水曜日で画像中央のチャートです。


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