お知らせ(2023年12月2日)
『ドル円のテクニカルが機能し過ぎな件/売っても買っても利益になるポンド円』をセミナー受講者様へ配信致しました。ご確認お願いします。FXトレーダーにとって非常に美味しい時代が到来します!
海外のニュースや動画サイトなど世界中から情報を集めている方はもうお分かりかと思いますが、為替市場は100年に一度の大転換期を迎えています。「なぜ100年に一度なの?大袈裟に適当な数字を言ってるだけでは?」
と思うかも知れませんが、違います。ちゃんと根拠があります。
それはドル覇権の終焉です。ドルはご存知の通りオイルマネーとしてそれまでのポンドに代わる基軸通貨として100年の間、覇権を握ってきました。
米ドル以外の通貨同士で取り引き、つまり貿易をする場合、必ずSWIFTを通し一旦米ドルに両替しなければならない…という国際協定があり、世界中の国はそれに従っていました。国連加盟国よりも多くの国が…です。
ところが最近、その協定から脱退しようという動きが世界中で起きており、ロシア・ウクライナ戦争を切っ掛けにその流れが加速しました。
『ドルやSWIFTに頼っていたら、いつアメリカやそれに準ずる国際機関に資産凍結や経済制裁されるか分からない…』
このような懸念はずっとあったのですが、ついにロシア・ウクライナ戦争でそれが露呈。次は自分の国が同じ目に遭うかも分からない。いつまでもアメリカに財布の紐を握らせておくのは危険だ…と。
SWIFTに加盟している限り常にアメリカ様(というより国際金融資本)のご機嫌を伺わなければならず、さすがにそれが100年も続きウンザリしていると。その先陣を切っているのがBRICSを始めとするグローバルサウスであり、その経済力(GDP)はG7先進国を既に超えています。
お分かりでしょうか?100年に一度の大転換期…というのは大袈裟じゃありませんよね?歴史は繰り返すので、ポンドの覇権が終わったのと同様ドルの覇権が終わっても何ら不思議ではないのです。
そしてみなさんがFX(為替取引)でお金を稼ぐという仕事をしているのであれば、当然このような世の中の流れを知っておかなければなりません。
チャートでテクニカル分析をして稼ぐデイトレーダーだとしても、このような背景を知っていれば普段よりももっと利益を伸ばしたり勝率を上げたりすることが出来るからです。
普段であれば月利100%のような非現実的なことも、このような相場環境であれば可能になります。何しろ100年に一度の大チャンスですから、100万円を1年で1億円にする…のようなことですら可能になります。私も楽しみで仕方ありません。
ですが、ただチャンスを待っているだけではダメです。日頃からチャートを見る訓練をしたり、実際に相場に参加して臭いや流れを感じておく必要があります。
素人が「チャンスだ!」と気付いた頃には、もう美味しい相場は終わっており、そこから手を出しても大損することになるでしょう。
素人がいつも損をするのは準備をしていないからです。楽をして「チャンスの時だけ美味しく頂こう!」と虫の良い事を考えているから勝てないのです。
普段からこつこつトレードをして腕を磨き、1週間に1度のチャンスを掴み、1ヶ月に1度のチャンスを掴み、1年に1度のチャンスを掴み…その先に10年に1度の…100年に1度のチャンスがあるのです。
普段トレードも訓練もしていないのに100年に1度のチャンスだけを美味しく頂く…これは無理なのです。是非、この人生で一度キリの大チャンスを一緒にモノにしましょう!
FXチャート解説
今週のドル円は30分足で表示します。赤い垂直線の右側が今週です。
今週も先週に引き続きトレンドの出難い相場を利用し、ちょこまかと稼ぐことが出来たのではないかと思います。
こういう状況の時、「損小利大だ!利を伸ばそう!」とすると乱高下に巻き込まれ、途中で含み益が無くなってしまったり、利益確定までに時間が掛かったりします。
利を伸ばそうとする姿勢は大事なのですが、それよりも勝率を重視し、損小利大にならなくてもいいからサクッと利益確定すべき局面もあるので是非使い分けてみてください。
但し、その場合でもリスクリワード比は1以上を保ってください。
「ストップを大きく取って勝率を90%ぐらいにして細かく稼ぐのじゃダメなんですか?」
と言われたら、『ダメじゃないけどお勧めできません』と答えます。トータルでちゃんと利益を残せているなら、そのやり方を続ければいいですし、私の出る幕じゃありません。
それで結果を出せている人の話は置いといて・・・では、どうして超高勝率トレードはお勧め出来ないのか?それは無駄にトレード回数が増えてしまうからです。
デイトレードで勝率90%を超える・・・それって要するにスキャルピングですよね。ストップを10pips、リミットを1pip・・・みたいな。
これの何が問題なのか?と言えばコストです。スプレッドコスト。取る値幅が小さければ小さいほどそのコストが重く圧し掛かってきます。
株のように1取引500円・・・のような手数料を支払ってないので余り気にしてない方もいらっしゃいますが、みなさんはスプレッドという形で毎回手数料を支払っています。
たまにスリッページと言うイヤ~なコストも支払っています。エントリーした瞬間ってマイナスからスタートしますよね?
スプレッドが1pipですと、10万通貨でエントリーした瞬間1,000円の含み損からスタートしますが、それです。手数料。
10万通貨でロングし、11pips上昇した後利益確定した場合、1.1万円の利益と1,000円の手数料ってことになりますので、約9%のコスト。21pipsだと2.1万円なので、約4.7%のコスト。
ってことなので、取る値幅が小さければ小さい程、回数が多ければ多い程コストが重く圧し掛かってきます。
「そんなコストなんて問題にならないぐらい稼いでるぜ!」
って人なら気にしなくていいかも知れませんが、月単位でトントンとか、利益が残りにくいと感じているのであれば自分がどの程度のコストを払っているのかちゃんと計算してみてください。
思った以上に支払っているかも知れません。
今回の話を総括すると、このような局面では利を伸ばす事より勝率重視でサクサクトレードする方が期待値は高くなるが、だからと言ってスキャルピングのようなことはやるべきではない。つまりバランスが大事であると。

例えば白丸のようなところで反応取りするようなエントリーをし、20~30pips程度をサクッと頂くようなトレードなら高い勝率を維持しつつコストもそれほど気にならないトレードが出来ると思います。
また、状況に応じ半分だけ決済して利益を確保しつつ残りをもっと伸ばす・・・というチャレンジも有りです。
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