ガチで勝率アップの方法を教えます/テクニカル分析の神髄2023年9月18~9月22日

2024年2月のお知らせ

『日足?4時間足?どの時間足で分析すべき?ドル円、ポンド円、ユーロ円その後』をセミナー受講者様へ配信致しました。ご確認お願いします。

FXチャート解説

今週のドル円15分足ですが末広がりのイヤらしい値動きでした。方向感を失い、どっちつかずで迷っており、いってこいだらけ。最後は巨大なカップアンドハンドルになって終わった訳ですが・・・

何故このような値動きになったのでしょうか?もちろん売りと買いが拮抗しているからですね。

1時間足を見てみましょう。9月5日から9月22日までを表示してます。状況が分かり易くなりました。

先週大きく窓を開けて始まり、1週間掛けて窓を埋めて高値引けで終わりましたが、その高値と言うのは更に前の週に何度も止められた場所(青いライン)でした。

4時間足にするともっと抽象化されて分かり易いかと思います。今週一週間分のチャート(一番右側の縦点線)を隠したとき、最も注目される場所はどこでしょうか?

一番下の赤いゾーン、つまり安値と青いラインである高値ですよね。どちらの方が注目されているか?と言えば青いラインです。

意識されている場所を探すときのポイントですが、みなさんは何を基準にしていますか?

・何度も止められている場所

これは簡単ですね。みなさんやっているかと思います。目立ちますので他の参加者も意識してることが推測できるかと思います。

・激しい攻防が起きている場所

これについてはどうでしょう?何故そこに注目すべきなのか分かりますでしょうか?それではこれはどうでしょう?

・長く揉み合った場所

要するにレンジですね。このレンジの期間が長ければ長いほど、狭ければ狭いほど注目するに値する場所となります。

先程の激しい攻防とこのレンジには共通点があり、それは取引量の多さです。みなさんご存知の通りチャートとは取引の履歴です。

いくらで売りたい、いくらで買いたいという注文があり、マッチングが成立すればチャートにその時のレートがプロットされます。

かなり初心者向けのお話になってますが、基本が大事で実際にトレードをしていると忘れがちなので話を続けますが、故にレンジが形成されたレート付近というのはそうじゃない場所と比べ、過去に多くの取引があった場所であると言えます。

例えばみなさんが先週のどこかでトレードしてたとして、その場所は覚えてますよね。スキャルピングとかで1日に何回も取引してる場合を除き、大体のトレーダーは先週の取引場所ぐらいは覚えているかと思います。

覚えているどころか、その時に取ったポジションを現在も保有していることもあるでしょう。コンピュータで取り引きをしていたら尚更ですよね。その場合は記憶ではなく記録ですが。

何が言いたいのか、何となく分かって来たのではないでしょうか?大事な話なのでくどくなってますが。

レンジや攻防とは取引量の多かった場所であり、換言するとそれは多くのトレーダーに記憶されている場所であると。更には記憶されているだけでなく、そこで取ったポジションを現在も保有しているトレーダーが他の場所よりも多い場所であると。分かりますね?

だから次にそこへ近付いたとき一旦止まったり反転したり再び攻防が起こったりするのです。

こういう事実が分かっていれば、それを利用しない手は無いですよね。これが本当のテクニカル分析であり、このようなことを重ね合わせることで勝率を上げたり精度を上げたりして稼ぐのがデイトレーダーを始めとする短期トレーダーの仕事です。

これらのことが分かると次のポイントがスッと理解出来ると思います。

・チャートは鮮度が大事

意識されていると思われる場所が複数ある場合、より新しい方が優先されるということです。例えば先週トレードした時の記憶と3ヶ月前の記憶、どちらの方を強く覚えていますか?意識していますか?ということです。

とあるレンジで多くのトレーダーが新規のポジションを取っていたとしても、時間の経過と共に減って行きますよね。参加者が減れば次にそこへ到達した時テクニカルが機能し難くなるのは容易に想像出来るかと思います。

もちろん年初来高値のような誰が見ても明らかな目立つ場所になれば話は別です。今お話ししているのはもっとミクロな話です。まぁ分かると思いますが念のため。

ってことを踏まえて4時間足を振り返るとどうでしょう?今週の乱高下の理由が見えてくるのではないでしょうか?

2週間もの間超えられずにいた高値であり、つい先週の金曜日まで何度も止められていた新鮮な場所。それが青いラインで、そこを跨ぐように乱高下してますよね。

そこを②とすると①はどうでしょう?ここも前の週の高値である赤いラインを跨ぐように乱高下しているかと思います。

ってことはこの乱高下がどちらに抜けるにせよ次は②の上限、または下限が意識されるラインになる・・・というのは容易に想像出来るかと思います。

ちょっと色々と語り過ぎて長くなってしまったので短期チャートの解説は省略させて頂きます。

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