デイトレで効率の良い複数通貨ペアの選び方について2023年7月3~5日

2024年2月のお知らせ

『日足?4時間足?どの時間足で分析すべき?ドル円、ポンド円、ユーロ円その後』をセミナー受講者様へ配信致しました。ご確認お願いします。

FXチャート解説

先週から上昇圧力が弱まり乱高下が始まりつつあるので警戒を…と申し上げており、そんな中週末の金曜日、午前中に高値を少しだけ更新しそのまま安値引けで終わりました。

今回はドル円30分足で解説します。

週が明けた月曜日、ついに高値を更新しない日が出現しました。この高値は先週末にHS(ヘッドアンドショルダー)を形成した場所で意識されていることが分かります。

1回目の反応で入るのは難しいと思いますが、もう一度戻ってきますので(Wトップ)そちら側で1分足に切り替えたりしてショートすることは1回目で入るよりは気分的にも楽かと思います。

目標は白いゾーンですが、乱高下中なので途中で半分決済すると成績が安定します。

高リスクとは「ロング候補の場所ではあるが、この下落に対してロングするのはちょっと…」という意味です。説明は不要かと思います。

火曜日と水曜日は青丸がロング候補になりますがパッとしませんね。先日も解説しましたが、乱高下中はストップを広めに取らないと損切り貧乏になる一方、利を伸ばし難いので勝率で勝負する局面であると言えます。

そう言うことが分かった上で敢えて勝負していくのも一興ですが、初心者のうちはもっと簡単な別の通貨ペアを探してトレードするのが良いと思います。

複数通貨ペアの選び方

そのときの注意点ですが、普段全く見ていない通貨ペアでいきなりリアルトレードするのは無しです。少なくとも1週間以上はチャート分析をしていて、心と体とチャートがシンクロした状態まで持って行ってから。

それ以外のおすすめペアとして一般的に言われているのは『相関の無いペアを選びましょう』というのがあります。例えばドル円を既に扱っているのであれば、それとは全く関係のない値動きをするものということですね。

私はこれに関しては少々否定的です。株式や商品先物などで中長期のポートフォリオを組む場合は確かにそうかも知れません。

しかし日々売ったり買ったりする短期トレードやデイトレードで相関の無い通貨ペアで腕を磨くのは非常に効率悪いです。

例えばドル円と豪ドルポンドなどの組み合わせですと、特性が全く異なるので完全に独立したチャート分析をしなければならず、みなさんの集中力が分散されてしまいます。

学校の勉強で言うと理科と音楽を学ぶようなイメージです。理科をいくら勉強しても音楽の成績はあがりませんよね。

ではどうすればいいのか?ドル円ならドルか円、どちらかを含む通貨ペアを選びます。例えばユーロドルとかポンドドル。学校で言うと理科と数学のような関係で、数学が出来れば理科の成績も上がるかと思います。

また、ドル円とユーロドルを勉強すると『なんかユーロ円って勉強しなくても分かっちゃうんだけど!?』というおまけまで付いてきます。全く勉強しないわけにはいきませんが、全く関係のない通貨ペアよりは容易くマスターできると思います。

複数通貨ペアを取り扱う場合は、このような感じで3つ選んでしばらく解析を続けてみてください。お互いがどのように影響し合っているかが見えてくると更にパフォーマンスが向上します。

単一の通貨ペアだけですと「あれ?なんでここで反転したんだろう??」って思うようなことも、「あ!こっちに強力な抵抗線があったのか!」と目からウロコが落ちるような発見や経験をすることになると思います。

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