ドル円2取引11万円【ストップ狩り手法】2023年3月9日

2024年2月のお知らせ

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FXチャート解説


ドル円5分足
本日は昨日と真逆でオセアニア時間から下落して始まり、東京時間でそれが加速。137円キリ番を躊躇いなく突き抜けました。

その後、137円を超えるもズルズルと下落し再び潜ってしまいました。当面の方向性は決まりましたね。先日記事にした「基本的に目線は上だが一時的に崩れることがある(つまり調整)」ってやつです。

押しも戻りも無く一直線で突き進む長期トレンドはありませんからね。あのリーマンショックでさえ、途中で何度か戻りましたし。

このことを念頭に入れつつチャートを観察します。137円を再度下回った後、東京時間の安値付近で揉み合います。意識されてる証拠ですね。

しかしその攻防でさえも買い方が負け下落。もうここまで状況が揃ったらいいでしょう。戻り売りの準備です。

どこまで戻って来るか?は、どうやって戻って来るか?とセットです。今回の場合、意識エリアの攻防で売り方が勝った時にショートしたデイトレーダーの気持ちを考えます。

ストップはどこに置くでしょうか?もちろん人それぞれですが最も多いのは直近高値ですよね。そこにストップが溜まってる訳です。

FXの特性は覚えてますでしょうか?過去に解説したのですが、FXはストップの溜まっている方向へ進んでいく。ストップまでの距離が近ければ近いほどその傾向は強い。でしたよね。

これももちろん絶対ではありません。そこで「じゃあどうやって戻って来たのか?」を組み合わせるのです。

今回の場合、意識エリアを下へブレイクした後、その先で少し揉み合い一直線に戻ってきましたよね。

ここが重要なんです。さて、「ここ」とはどこのことでしょう?答えを読む前に少し想像してみてください。

それでは答え。重要なのは「その先で少し揉み合い」の部分です。なぜ重要なのでしょう?

その先で少し揉み合った・・・つまりいってこいにならなかった。ってことは?下への圧力が強いってことですよね。逆に言うと買う人がいない。

そんな状況にも関わらず一直線で戻ってきた?しかもご丁寧に「だまし」まで作ってから。怪しいと思いませんか?

このような思考プロセスと経験から「ストップ狩り来たな!」ってのが分かるのです。

「なんかわざとらしい動きだな。本質的な動きじゃないな」って感じるのです。100%確実ではありませんが、経験を積むことによってその精度は増していきます。

そのような理由で赤丸のストップが溜まっている部分で待ち構えてショート。自信のある方は5分足のまま指値で注文するもよし、そうじゃない方は念のため1分足に切り替えてタイミングを計るもよし。

目標は136円に指値を置いておき、後はいつものようにその時の状況に応じて撤退ポイントを決めます。

今回の場合は、136円の20pips手前で形成した戻りですね。直近の値動きに対し浅い戻りなので慌てて決済する必要はありません。ってことでその戻りが始まったレートまで再び落ちてきたところで決済。

その後、136円に到達しそうで届かない・・・でも結局届いた。まだ売りが強い。ここで積極的に買いたいと思ってる人が少ない。

残り時間は少ないがワンチャンあるか?

と思っていたところ、フラッグを形成しながら戻ってきました。いいチャートパターンです。

レンジの上辺に黄色い線を2本引いてますが、ストップが溜まってそうな感じしませんか?これを感じ取れるようになるとFXの成績が一気に向上します。

最初のうちはインジケーターに頼ってもいいのですが、身に着けると最強です。というより単調なFXが楽しくなります。面白いぐらい勝てるようになるので。相場を支配したような全能感も得られます。

ショートの目標は当然136円キリ番。ある程度含み益になったことを確認したらストップを建値に設定して寝ます。

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