トレードにメンタルは有害

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その昔、俺にFXを勧めた強制ロスカットを喰らった友達(以前の職場の同僚)と新年会をした。実際にFXをやっていて、俺とFXの話が出来る数少ない友達。 最近はお互いに色々あって、1年ぶりの再会となった。そして、いつものように仕事と恋愛とFXの話で盛り上がった。 この1年で学んだトレードに対する考え方や知識をぶつけ合えると期待していたが、彼は相変わらずだった。 ・クロス円しか見ていない。 ・1年前に約束した逆指値(損切り)の設定もしていない。 ・相変わらず、ディーラーの予想に頼ってエントリーしている。 ・「○ドルが×以下になるってことは、まず無いですよね?」 ・「昨日、○円の短期予報が晴れたっだのでエントリーしてきました」 と、1年前、あれだけ損切りの重要性や値頃感、アナリストの意見の意味の無さ、決めてかかることの危険性を熱く語ったのに、何も変わっていなかった・・・ 「(1年前、携帯にメモったキーワードだけは)まだ残ってますよ」とのこと。 「トレードはメンタルだ」の本当の意味がわかったかもしれない。一般的に言う強い弱いよりももっと根の部分、「固い柔らかい」の違いなんだ。 どれだけ有効な手法や考え方を教えても、(それを守らなかったことで)強制ロスカットまで喰らったとしても、考え方が変わらない人がいるものだと。俺のように、得た知識や考え方を取捨選択しながらどんどん取り入れようとする人は稀なのだと。 俺は逆だと思っていた。 素人は勝ち組トレーダーの本を読んで、「よし!俺もこれを真似て億稼ぐぜ!」と簡単に取り入れ過ぎるぐらいなのかと思っていた。 彼の場合、メンタルが弱くてロスカットを喰らったわけじゃない。自分の考え方が正しいと信じ込んでいたためにロスカットになったのだ。そして、今も自分の手法が正しいと信じ続けていると言う意味では、無駄にメンタルが強い。 それが彼にとっての「トレードルール」で、強制ロスカットになろうとも彼はそれを見事実行し続けている。 有効な手法や資金管理も教えずに「ルールを作ったら、後はそれを守り続けろ」なんて言う教えが間違っていることを身をもって証明している。 これは、俺が以前に提唱した「FXはメンタル」は幻想 に繋がる。 メンタルの強さもベクトルが違えば毒なのだ。 メンタルの弱さもベクトルが正しければ聖水なのだ。 メンタルだとか手法だとか言う以前の問題な気もするが・・・と思ったあなた! 正解!
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