ファンダメンタルを極める

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う~ん、今読んでる本の中で「マーケットは他の職業と違い、掛け値なしの才能と才能がぶつかり合うところなので、その人の能力がダイレクトに露呈する場所でもある」と言うのに激しく同意だな。 トレーダーは使える能力を全て発揮してマーケットに挑むべきだし、負けたヤツは能力が低く、勝ったヤツは能力が高い。そして一切言い訳が通用しない世界。 売上は下がったけど残業して頑張ったから評価されるサラリーマンとは、どちらもビジネスではあるが、やはり世界が違う。 完全実力社会。 だから、会社である程度成功してきたのにトレードはマルっきりダメって言う人も珍しく無い。変に自信がある分、「俺ならなんでも出来る」と、まるで自我に芽生えた児童のように自分を過大評価し失敗してしまうらしい。 まぁ、会社では要領が悪かったのにトレードでは成功・・・ってのもかなり難しいが、自分の能力を正しく理解していればこの限りでは無いかも知れない・・・と一応希望を残しておく( ̄ー ̄) と言うのも、本業で自信の無かった人も、どう言うわけかトレードになると自信が溢れ出てくる人が多いんですよね。だから本業では勉強していた人も、トレードだと勉強しようって言う発想にならないんだな~と思う。 話を戻すと、裁量でやるにしてもシステムを使うにしても、やはり数学的な才能はどうしても必要になる。マーケットのレートも取るべきコストも資金管理も全て数字を使う。ゆえに資金を安全、且つ効率的に回すには数学なしには不可能だ。 そして、嫌と言うほど実感されている人も多いと思うが、メンタル・・・と言うより、正しいマインドセットを構築する能力も必要だ。これが無いと、いくら数学的才能があってもメンタルが強くてもいつか破綻する。 つまり、ある能力だけが秀でているってだけではダメで、あらゆる能力をバランス良く身に着ける必要があるのだ。 ところで、素人で「ファンダメンタル」とか言っている人はどの程度勉強されているのかしら? テクニカル分析なぞ比較にならないほど膨大な、それこそマクロ経済から金融工学はもちろんのこと、太陽の活動から気象を予測し、ハリケーンがどれだけ農作物に影響を与えるか推測し、先物の暴騰・暴落で国民の資産が増減し、GDPにどれぐらい影響するか考察し、消費者物価指数や失業率の変化がマーケットに与える影響を分析し、それだけでなく、世界中で起きているありとあらゆる事象、地球に影響を及ぼす可能性のあるすべての変数を「随時」追いかけて入力し続けなければならない。 そして、それによって算出したドル円の動きは恐らく 50%の確率で外れる(´゚∀゚`) 悪いことは言わねぇ。ファンダメンタル分析なんて、時間の無駄だからやめときな。だって、全然勝てないでしょ?ジョージ・ソロスやウォーレン・バフェットは特別な人間なんだよ。 同時多発テロが悪い? リーマンブラザーズが悪い? 大震災が悪い? ギリシャが悪い? タイの洪水が悪い? いやいや、ファンダメンタルで勝つって言うならその程度のこと想定してなくちゃ。地球上で起こりうる全ての内的要因・外的要因を把握していれば、上記のことも全て予測できたはずだから。それがファンダメンタルだから。 つ~か、一流大学出の経済学者やアナリスト、大企業のCEOの予想がちっとも当たらないのに、あなたの予想がどうして当たろう?そんな千里眼みたいな能力があったら、既に成功者だべ? いい加減、目を覚ましましょう。
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