1万人以上の収入と幸福度の関係を調べたら幸福には2種類あることが判明。あなたは大丈夫?お金を稼いでも幸せになれない人の勘違いあるある

負け組はみんなウソつき

人が嘘を吐くときの3大要素

今回は「お金を稼げば幸せになれると言うのは大ウソ」と言うテーマです。

「お金があればもっといい暮らしが出来る」

「お金があったらやれることがこんなにあるのに」

「お金があれば…お金があれば…」

多くの人間が何かをやらない言い訳を作る時に使う材料の1つとして「お金がない」って言うんですよね。

人が嘘を吐くとき…と言うか言い訳を作る時に使う要素には3つあります。
  • 時間がない
  • 知識・経験がない
  • お金がない
これ全部言い訳でよく使われる内容です。


「時間がない」はウソ

まず「時間がない」って言うのはウソの場合が多いです。

そもそも時間って言うのは作るものです。

無駄なことに使ってるから時間が無い訳で「物理的に時間がない」人なんて居ない筈なんですよ。

普通の人が会議・飲み会・付き合いに呼ばれる頻度なんてたかが知れてますよね。

どこかのお偉いさんや著名人でもない限り。

更に多くの人がこれらの誘いを「断れない」って言うんですけど、これもウソです。

本心は「自分の不安を紛らわすために行ってるだけ」なんです。

参加しないと欠席裁判的なことが行われるんじゃないか?みたいな。

顔を売るためとか言っても飲み会に来てた人の顔を全て覚えてる人なんて殆どいないでしょう。

だったら断ったところで大した問題にはならないのではないかと。

貴重な時間とお金を浪費すると言うデメリットの方が大きい。

会議も同じです。

「仕事してる」って言う感覚を作りたいがため参加してるだけ。


「お金がない」のもウソ

「お金がない」ってのもウソです。

確かにお金が足りないのかも知れないですけど矛盾してる人が殆どです。

例えば日雇い労働者とかでワンカップ大関飲んでる人いますよね。

日雇い労働でお金がないにも関わらず、1回の食事に自分の時給分の金を費やすのがまずおかしい。

ワンカップ大関ってそんな美味いか?って話は置いといて。

300円前後ぐらいで「安いから」って言いながら飲んでますけど、「カネがない」って言うならそのお金で本でも一冊買って読んだ方がよっぽど将来の収入に繋がりますよね。

ところがそれをしないんです。

つまり自分が持ってないものに可能性とか問題解決法があると考えて現実を見ないよう蓋をするんです。

「(自分には)これが無いから良くない・出来ない」って言う状況にしたがる。


低収入者の喫煙率が高い理由

あと、「お金がない」って言ってるのにお金を結構使う人って結構いますよね。

低収入の人間の方が何故か喫煙率高いし、酒浸りになる確率も高かったりします。

何故かって言うとこれは非常に簡単です。低収入な人が

「俺は金が無いから色々なことが上手くいかないんや!」

って言うとどうなると思います?

「お金が無い」のが悪いのであって「努力が足りない」訳じゃない。「自制心が無い」とか「能力がない」とかでもない。
はい。プライドを傷付けずに済む言い訳が成立しましたw

こう言う人たちは「金がない」って思われるより「能力がない」って思われる方が傷付くんです。

だから彼らが一生努力しないで自尊心を保てる方法は「金を使うこと」になるんです。

意味分かりますでしょうか?

散財することによって「お金がない」って言う状況を作れますよね。

その状態をキープ出来ている限り努力しなくて済むんですよ。

「お金がないからどうやったって上手くいかない」って言い訳が成立するので。

だから細かい所でチマチマお金を使ったりギャンブルに使ったりしてお金を無くそうとするんです。

そうやってお金を無くすと「お金が無い状態に頼れる」から。

「努力しなくても済む」って言う状況を無意識に実現しているんですね。

だから「お金がない、時間がない、経験・知識がない」と言うのはウソってことです。

最初から経験がある人なんていない訳ですし。

こう言うダメな人にならないためには言い訳になるような物を作らないことです。

「お金が無いから上手く行かない」とか「お金があれば幸せなれる」って言う人いますけど、それは今「努力して幸せを手に入れようとしてないことへの言い訳」に過ぎません


もちろん経営者とかでもそう言う状況に陥ります。同じ人間なんで。

「金さえあれば色々な事業が出来るのに…」

みたいにお金を言い訳にしてきた経営者が「お金を手にしてしまったら」どうなると思います?

お金の使い方を考えなくなるんですw

お金って言うのは道具であって、使いどころを間違えたら全く幸せにならないどころか逆に不幸にもなり得ます。

にも関わらず「自分はお金持ったから幸せ。何でもできる!」って思い込んでしまっているのでそこで思考停止し使い道については考えないってことが起こるんです。
と言うことで、今回は「お金を稼げば本当に幸せになるのか?」
「お金が入れば本当に問題が解決するのか?」

ってことに対して逆向きにメスを入れてみようと思います。

1万人以上の収入と幸福度の関係を調べてみた

お金を稼ぐだけだとどんどん不幸になる仕組み

結論から言うとお金が多くなっても収入が増えても、不幸は減りますけど幸福にはなりません

だから幸せになろうと思うならお金の使い道を考えたり、お金以外のところで幸せを感じるように持って行かなければなりません。

お金を稼げば面倒ごととか不幸なことは減らせるんですけど、幸せにはなりません。

だから「幸せになるためお金を稼ごう」と思っているならそれは間違っていることになります。

お金を稼ぐことで余計な時間や手間を減らしたり、悩みとかのネガティブなことを減らし…

それによって余裕の出来た時間や労力を使って自分ために何かを行う

これで初めて幸せになります。

多くの人は稼いだだけで終わっちゃうんです。

と言うより、自分のために時間を使わないから満たされず、「もっと稼がないと幸せになれない!」って勘違いして不幸になると。

稼げば稼ぐほど忙しくなって、お金はばかりが増えていくと言う残念な結果になります。

時間貧乏ってやつですね。

逆に言うとそんなに稼がなくても、もしかしたら現在の収入のままでも無駄遣いせずお金の使い方をちゃんと考えれば十分幸せになれる可能性があるってことです。


お金はあっても損はしないが…

ではここで「収入が増えると何が起きるのか?」って言うことを調べた研究をご紹介します。

「お金が全てじゃない」みたいなこと言う人いますけど、お金はあっても損はしないです。

損はしないんだけどお金だけじゃダメだよねってことを示したのが今回の研究です。

研究内容をざっくり言うと12291人の幸福度と収入の関係を調べましたと。

そして結論から言うと収入が増えても幸福度には殆ど影響ありませんでした。

つまり収入が増えたからと言って人間は幸せになってなかったんです。

一方で、日々の悲しみとか怒りみたいなネガティブな感情とかマイナスな物は減らせました

だから「お金を稼ぐことによって幸せ(な気分)になれる人たち」って言うのは現在位置がマイナスに居る人たちです。


幸せになるためにはまずコレを減らそう

幸福度が0より下、つまりマイナスに居る人たちならお金を稼ぐことでそれを限りなく0に近付けることが出来ます。

ところがそこより上へ行くためには「生きる意味」とかを見出して行かないと無理なんです。

ここで気を付けなければならないことがあります。

それは現在マイナスに居る人が「生きる意味」を見出そうとすること。

これは色々な意味で厳しいんです。

逆効果になると言うか、下手をするとうつ病やノイローゼになります。
なので幸福度がマイナスの人は先ずお金を稼ぐことでそれをゼロポイントまで戻しましょう。
ビジネスやお金の勉強でもして稼ぐことを最優先に考えましょうと。

そして幸福度がゼロにまで上昇したらそこで「人生の意味」とかを考えるのです。そうすれば幸せになれます。


生きるのが苦痛でしかない原因

そうしないと、いい年して実家に暮らしながら

「俺はビルボードに乗るんや!」
「俺は漫画家になるんだ!」
「俺は天才なんだ!」


って言う残念なビッグマウスくんになるだけなので。

これって非常にまずい状態なんです。

何故なら人間って幸福度がマイナスになると視野が狭くなるから。

その状態で将来の夢や展望、ビジョンを決めようと余計なことをすると理想と現実の差に苦しむことになります。

理想が高くて現実がしんどいと「生きるのが苦痛」でしかなくなります。

だから自分の幸福度が明らかにマイナスにいると分かっているのであれば取り敢えず守銭奴になってください。

「捕まらなければ何やってもいい」ってぐらいの心持ちでとにかく金を稼ぎましょう。

それでゼロに戻ったところで「人生の意味を考える」ってのがすごく大事です。

世界の見え方が変わる

将来のビジョンを決めるタイミングと方法は決まっている

体験した人にしか分からないかも知れませんが、マイナスの状態から0に到達すると余裕が出てきて物の見え方が変わります。視野が広くなるので。

だからマイナスのとき(=視野が狭いとき)に自分のビジョンを決めてしまうと、0ポイントまで戻せたとしても行き先を間違えます。

経営者でもよく居ますよね。

「自分は貧しかったからとにかく稼ごうと思って努力した」

みたいな人。

そして努力が実って凄く稼げるようになったのは良いんですが、それをくだらない社交場とかで散財しちゃう人。

「そんなことのために泥水をすすって今まで一生懸命稼いできたの?」って言いたくなるような。

何故そんなことが起きるかって言うと、1回もビジョンを見直さなかったから

マイナスの状態の時は「とにかく金を稼げば何もかもが上手く行く!」と思っていてもいいんです。

ですが視野が狭くなっているのでそれと同時に目の前でガンガン稼いで派手に使ってる中身の無い人たちを参考にしてしまいます。

「あぁ、稼いでるヤツって言うのは使い方も派手なんだな!それが成功の秘訣か!」

みたいに勘違いしますw

そして自分がゼロの状態に戻った後も、視野が狭いときに形成された「間違ったビジョン」を見直さずそのまま行ってしまうからおかしなことになると。

だからマイナスの時にビジョンを決めるのはやらない方がいいんです。

マイナスの時にビジョンを決めてしまっても、それで成功(ゼロの状態に到達すること)出来る人はまだいい方です。

やりがちなのは現在の年収が300万円程度なのに「年収1億円稼ぐ!」みたいな現実とあまりにもかけ離れたビジョンを決めてしまうことです。

これをすると何が起きるかと言うと、現実とビジョンのギャップが大き過ぎて何から手を付けていいか分からず前に進めなくなります

なので余計なことは考えず、まずは0ポイントに近付くことだけにフォーカスしましょう。


ここでお金を稼ぐスキルを磨いておく

0ポイントまで近付いてからビジョンを見直すのはどんな人に対してもおすすめの方法です。

何故なら0まで近づくと見え方が変わるからです。世界の見え方が。

ここで初めて「本当にやりたいこと・本当に欲しい物」が見えてくるんです。

上辺だけ派手で中身の無い散財なんて本当はしたくない筈なんです。

あれは不安症な人が散財することで人を繋ぎ止めておこうとする行為でしかないんで。

で、このマイナスからゼロになる過程で「金を稼ぐための技術」を学びます。

一過性のモノではなく本物の技術を。

これが凄く重要です。

そうして0ポイントになったところで初めて自分のやりたいこととか夢を追ったりビジョンを考えたりするんです。

このプロセスを踏むと「自分が好きなこと・やりたいことをどうやってお金に変えるか?」が見えるようになります。

つまり「好きなことで食っていける状態」です。

ってことなので、最初はお金だけ目指しましょう。

0ポイントまで行ったところで、視野が広がったところでアイディアを考えると。

そしてマイナスからゼロに到達させたときの経験を活かして、今度はプラスに持って行くと

そもそも「0ポイントってのはどこか?」って言う問題があるんですが、それは自分で決めるしかないです。

基本的にお金を稼いでいけば不幸は消せます。

そして「不幸が十分に消えたな~」とか「まぁまぁ人生楽しんでるしこのままでもいいかな?」って思えるようになったらそこが恐らく0ポイントです。


原因が分からない問題に対処する方法

話を戻すと、今回12291人の幸福データを統計処理に掛けた結果、収入が増えても幸福には関係無いことが分かったと。

唯一変わるのは日々の「ネガティブな感情が減る」ってことだけ。

毎日ネガティブな感情に苛まれている人はお金稼ぐことでそれを消していくことが出来ますよと。

そしてそれが消えて来たらそこで初めてポジティブを目指しましょうと。

最初からプラスを目指そう、ビジョンを目指そうとすると間違えますよと。

ここでたまに「自分のネガティブな感情やマイナスの感情の原因が分からない」みたいなことを言う人がいます。

原因が分からないのであれば当然ですが全部試すしかないです。

「原因が分からないから何もしない」

と言うのは努力するのが面倒くさいから、「自分の症状や不幸な状況の原因が分からない」ことにして言い訳してるだけです。

臭い物に蓋をしているだけ。

原因が分からないから何もしないのではなく、全部試しましょう


お金で買えるのは〇〇だけ

また幸福と不幸は真逆の関係にあるわけではありません

「不幸じゃなかったら幸福」って訳でも「幸福じゃなかったら不幸」と言う訳でもない。

つまり不幸をゼロにした延長線上に幸福がある訳では無いと言うことです。

国語的には「幸せ」と「不幸」が対義語として扱われていますが、実際にはそれぞれが別次元に独立して存在するのです。

お金をガンガン稼いでるのに不幸な人っていますよね。それがその証拠です。

それはお金を稼ぐことによって手に入るのが「幸福」ではなく「不幸ではない状態」だから起こる現象です。

「不幸ではない状態」って言うのはお金で買えると言うこと。

しかし幸福は買えない。だから延長線上には無いと言えるのです。

人間の幸せには2種類ある

ファスト&スローで有名なダニエル・カーネマン博士も同じことを言っています。

彼の研究では「人間の幸せには2種類ある」と言っています。

  • 1つ目が記憶ベースの幸福感
  • 2つ目が経験ベースの幸福感

記録ベースの幸福感

記録ベースの幸福感って言うのは「過去の体験」とか「未来にこんな事が起きるかな?って言う期待感」を元にして感じる幸せのこと。

例えば

「去年行ったヨーロッパ旅行は楽しかったなぁ」

とか

「来月のヨーロッパ旅行楽しみだなぁ」

みたいに考えるのが記憶ベースの幸福感です。


経験ベースの幸福感

経験ベースの幸福感は「目の前で起きていることに対する幸福感」です。

例えば美味しいお寿司を食べて

「このマグロの旨味がたまんねぇなぁ!」

とか

「この刺身に日本酒って本当に合うなぁ!」

のように瞬間瞬間で感じる幸福感のことです。


それぞれの幸福感を効率的にアップさせる方法

収入によってアップする幸福感

このように幸福感には「過去の経験や未来の期待に対して感じる【記憶ベースの幸福感】」「今目の前で経験していることに対して感じる【経験ベースの幸福感】」の2種類があります。

そして収入によってアップする幸福感とアップしない幸福感があると言うことを明かしてくれたのがダニエル・カーネマン博士の研究です。

結論から申しますと収入アップによって幸福感が増すのは【記憶ベースの幸福感】の方です。

過去や未来に対する幸福感には収入との相関があると。

ところが目の前で起きていることに対する幸福感、いわゆる【経験ベースの幸福感】は年収800万円ぐらいで頭打ちになります。


収入によってアップしない幸福感

例えば

「去年行った旅行は楽しかったし今年行くヨーロッパも楽しみ。だけど大して面白くもない仕事をやらなくちゃいけない現在の自分は不幸だ」

みたいな事が起こると言うことです。

何故か?

収入が上がれば選択肢は増えますよね。

つまりお金が増えれば増えるほどやりたいことが出来るようになる。我慢や妥協する機会が減る。

その結果、満足な過去の記憶を積み重ねることが出来るし未来へのワクワクも増やせる。

ところが「今目の前で既に起こっていること」に関しては収入ではどうしようもないですよね。

このように人間は不幸と幸福を同時に感じる生き物なんです。

ポイントは「自分が何を幸せと感じるのか?」ってことを知っておくこと。

それは「お金で買えるものなのか?」も含めて。


お金が私にくれたもの

じゃあ結局お金が我々に齎(もたら)してくれるものって何なの?

ザックリ言うとそれは「安心感」です。

将来の不幸やトラブル、面倒くさい事は大体お金で解決しますよね。

日常にある「手間の掛かること」に対しても同じです。

お金があれば家事を代行出来るし、面倒くさい仕事も断ることが出来ます。

つまり「イヤなことをやらなくて済む」ようになるんですね。

既にご紹介した研究の話にも繋がるんですが、このようにお金を稼ぐことで「マイナスを減らすこと」は出来るんです。

お金が無いと「仕事を断ったら食べていけなくなるのでは?」って言う不安があるから「イヤな仕事でも引き受ける」んですよね。

しかしお金があるとそれが出来るようになる。

しかしそれはネガティブなことが減っただけでポジティブなことは増えてないんです。

つまりお金が齎してくれるのは「トラブルを対処出来る安心感」だけで、「自分の未来が幸せになる」こととは全く関係なかったんです。

だからお金を稼ぐことは保険にはなるけど希望にはならないと言うことです。


経験ベースの幸福感をアップする方法

記憶ベースの幸福感はお金を稼げばいいと。

では目の前で起きていることに対する幸福感「経験ベースの幸福感」はどうすれば上がるのか?

って言うのが次の課題ですよね。

これは非常に簡単で、「目の前のことにどれだけ没頭できるか・集中できるか」です。

人間って言うのは如何に目の前のことに集中できるか、没頭できるかによって幸福度が変わってきます。

なので瞑想などで集中力を鍛えるって言うのも選択肢としてはアリです。

まとめ

と言うことで、将来への不安感を消すためにお金を稼ぎ、現在の幸福度を上げるために集中力を上げる。

お金は年収800万円程度で充分。

ここまで「幸せになるためにはどうすればいいか?」のターゲットが明確になっていれば何をどうすればいいのかも分かりますよね。

是非人生設計に組み込んで活かして頂ければと思います。

これまでのお話で「お金を稼ぐだけじゃダメ」ってことが分かったと思います。

使い道をちゃんと考えないと幸せには成れないよってことです。